BLOG
ブログ
2024年06月08日
洋服の遺品整理の方法
大切な人が亡くなるというのはとても悲しいことです。
しかし、悲しんでばかりはいられません。
病院での手続きや葬儀の手配などしなくてはならないことがたくさんあります。
葬式は、残った家族が悲しむ暇がないように存在するなんて言われていますがまさにその通りで、しばらくはバタバタとします。
そして、葬儀も終わり一段落してからとりかからないといけないのが遺品整理です。
生前、故人がいろいろと処理していてくれれば良いのですが、何も手をつけずにそのまま遺品として残ってしまっていることも多いです。
そんな遺品整理の中でも、今回は洋服の整理の方法についてご紹介します。
洋服の遺品整理
洋服を整理するにあたって、最初に確認することは遺言書です。
故人が、生前自分の所有物に対してどのように処理してほしいかを書いている場合があります。
この服は誰かに譲ってほしい、こういったボランティア団体に寄付してほしいなど、要望が書かれている場合がありますので、まずはその確認をしましょう。
次に状態を確認します。
状態が良く再利用できそうな場合は、親せきで形見分けする場合やブランドの服であればリサイクルショップなどに出せば現金化できる可能性もあるため、確認が必要です。
また、思い入れのある服などがあれば手元に置いておくと良いでしょう。
しかし、服はたくさんあるため、思い出があるからとすべて取り置いておくと、後々処分に困ることもあります。
そんな時は、写真に撮ってから処分することがおすすめです。
状態が悪いものは思い切って処分します。
写真に撮ることで処分もしやすくなるのではと思います。
その際は、自治体のルールに従って処分してください。
しかし、状態はいいけれど手元に置いておくほどではない、だからといって捨てるのはもったいない場合もあるかと思います。
その場合は、まとめてリサイクルショップに売ることも可能です。
また、寄付という方法もあります。
寄付に関しては、NPO法人などで募集しているので、捨てるのが忍びない場合は検索してみると良いでしょう。
衣類の寄付の募集はあちこちで行われているので、すぐに見つかると思います。
ただし、あくまで状態がきれいで使える洋服を寄付するようにしてください。
そのほかにも、リメイクして使う方法もあります。
このように、洋服の遺品整理一つとってもいろいろな方法があります。
多い場合は業者に
故人が生前たくさんの衣類を持っていた場合、遺族だけで処理するは大変です。
その場合は、業者に頼むという方法もあります。
その際、業者選びは慎重にしないといけません。
遺品は故人の思い出がたくさん詰まっています。
大切に扱ってほしいですよね。
また、最初に提示した金額より高額な請求をする悪徳な業者も存在します。
そういったトラブルを避けるためにも、遺品整理は資格を持ったプロがいる業者を選びましょう。
また、1社だけで決めてしまうと相場がわからないので何社かから見積もりを取ることをおすすめします。
数社の見積もりを取ることで、悪徳業者かどうか見分けることができます。
量が多くて大変な人や仕事で忙しい人、遠方に住んでいる場合などは業者に頼むと良いでしょう。
見積もりまでは無料の業者も多いので、口コミや予算などを参考に検討してみてください。
まとめ
洋服はとても身近なものであるため、遺品整理の時に困ってしまうものの一つです。
捨ててしまえば良いのかもしれませんが、思い出があるとなかなか難しいものです。
悲しみに暮れていると、遺品の整理をどうすれば良いのか、どこから手をつければ良いのか悩んでしまいます。
そんな時は、まず絶対に捨てたくないものを取り除きます。
遺言書の有無も大切です。
それから形見分けするもの、寄付するもの、リサイクルショップに売るもの、処分するものと分けていきます。
その作業の時間がない場合や大変な場合は業者に委託すると良いでしょう。
以上、洋服の遺品整理の方法についてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
代表取締役、終活ライフケアプランナー
中山 信吾
ご遺族の気持ちを大切にして、遺品整理士としての専門知識を活かしながら働いております。 終活のお手伝いもぜひお任せください。