遺品整理アドバイザーとはどのような資格?

アドバイザー,イメージ

SEVEN HOUSEのご案内

遺品整理業を営むうえで、遺品整理そのものの専門的な国家資格はありません。

民間資格として遺品整理士がありますが、そのほか遺品整理アドバイザーという民間の認定資格があります。

どのような資格で、どのようなことができるようになるのか見ていきましょう。

目次

遺品整理アドバイザーと遺品整理士の違い

遺品整理を行う方が取得している資格として、代表的なものは遺品整理士です。

民間資格であり、一定のカリキュラムを受講して試験に合格することで認定を受けられます。

遺品整理の専門知識や作業方法のノウハウを習得できるだけでなく、法制度との関わりや孤独死や身寄りのない方の遺品整理について、行政機関と連携するための知識やノウハウなどを学ぶことが可能です。

これに対して、遺品整理アドバイザーは遺品整理の知識を得るとともに、ご遺族に遺品整理に関するアドバイスができるようになる資格です。

遺品整理にあたって、ご遺族に寄り添い、相談に応じたり、遺品整理の方向性を一緒に考えたりし、遺品整理を安心して進めていけるようにサポートできる知識やノウハウを習得できます。

遺品整理アドバイザーになってできること

遺品整理アドバイザーの講習を受けたうえで、レポートとアンケートによる試験を受けることで認定を受けられます。

認定を受けると、遺品整理アドバイザーとして名刺に記載することやホームページなどに掲げることが可能です。

遺品整理アドバイザーの認定を受けるためのプログラムは、遺品整理をはじめ、生前整理などの依頼を受けるにあたって、依頼者が必要としているニーズや不安に思っていることなどを聞き取れるようになり、ご遺族や依頼者の気持ちに寄り添うことができるようになるプログラムです。

問い合わせを受けても、成約につながらないといった場合、相談の段階に問題があるかもしれません。

遺品整理アドバイザーの資格を取得することで、ご遺族や相談者の気持ちに寄り添うことができるようになり、遺品整理や生前整理の依頼につながる可能性が高まります。

遺品整理アドバイザーのステップアップ

遺品整理アドバイザーの認定を受けると、さらに上級の講座を受講できるようになります。

グリーフマスターの講座では、悲しみにくれるご遺族への言葉のかけ方と接し方や悲しみから抜け出す段階に関する知識やサポートの仕方などを学べます。

遺品整理プロフェッショナル育成コースでは、遺品整理に特化し、遺族への配慮や考え方をはじめ、定員わずか3~5名の少人数制で実務や実践の研修を受けることが可能です。

遺品整理の契約内容や労務態勢などの実務に関すること、営業方法、特殊清掃の方法、価値あるものと値打ちのあるものの違いについてや不動産やリサイクルの知識などを学べます。

さらに、模擬ルームで実践トレーニングをすることができます。

まとめ

資格勉強,イメージ

遺品整理アドバイザーは、遺品整理士とは異なり、遺品整理の知識を得るのに加えて、ご遺族や依頼者、相談者などの気持ちに寄り添い、アドバイスを送ることや遺品整理のサポートをできる知識やノウハウが身につく資格です。

遺品整理の問い合わせが入っても、成約に結びつかないといった場合、コンサルティング能力が不足している可能性があります。

遺品整理アドバイザーの認定を受けることで、ご遺族や相談者に寄り添ったアドバイスができるようになり、安心のサポートを提供できるようになります。

悲しみで辛い中、遺品整理を依頼したい方は、遺品整理アドバイザーのいる遺品整理業者に相談してみましょう。

以上、遺品整理アドバイザーとはどのような資格かについてでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

【所有資格】遺品整理士、終活ライフケアプランナー
ご遺族の気持ちを大切にして、遺品整理士としての専門知識を活かしながら働いております。終活のお手伝いもぜひお任せください。

目次