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一軒家を遺品整理する場合の費用は?

遺品整理

2024年06月10日

一軒家を遺品整理する場合の費用は?

一軒家を遺品整理する場合の費用は?

一軒家丸ごとの遺品整理をする場合、どのくらいの費用がかかるのでしょうか。

この記事では、気になる一軒家を遺品整理する場合の費用について見ていきます。

目次

およその相場

遺品整理,イメージ

一軒家といっても間取りや広さはさまざまです。

地方などに多い4LDK~5LDK程度の一軒家で、費用の相場は20万円台~70万円台と言われています。

業者の料金設定の仕方によっても異なりますが、最も影響するのは遺品の種類や量です。

一軒家だから高額になるのではなく、仕分けを行い、片付けなくてはならない遺品の量が多いほど料金は高くなるのが一般的です。

また、仕分け作業や不用品の回収に加えて、貴重品の探索を依頼したり、遺品の供養を依頼したり、遺品整理後の簡易清掃ではなく、本格的なハウスクリーニングを依頼したり、一軒家がゴミ屋敷化していた場合などには、その分料金が高くなります。

遺品整理費用の内訳

遺品整理費用は、一軒家の間取りや広さだけでなく、遺品の種類や量が一番のポイントになります。

まず、遺品整理では仕分け作業を行わなくてはなりません。

大量に遺品があるほど作業時間もかかり、人手もいるので、その作業料金がかかります。

ワンルームで遺品の量が少なければ、半日から1日程度で終わる作業も、一軒家の場合、数日かかる場合もあるためです。

ご遺族から遺言書や契約書類をはじめ、現金や財布、権利証などの貴重品の探索を依頼されることもあります。

大切な貴重品を取り扱うという責任ある仕事になるため、料金は上乗せされます。

遺品整理を行うにあたっては、大量の遺品を動かしたり、不用になった家具や家電製品などを運び出したりしなくてはなりません。

そのため、建物を傷付けないよう、養生作業も必要です。

遺品整理後も建物にご遺族が済んだり、売却したり、賃貸する場合もあるので、傷付けることはNGです。
養生に使う資材や養生作業の費用も料金に入ります。

不用品の回収にあたっては、大量の不用品を運び出すことや家具や家電製品など、大型で重量もある品を運び出す必要があるので、労力もかかり人手も必要です。

そのうえで、トラックを準備し、収集運搬しなくてはなりません。

そのための費用がかかります。

また、収集運搬した不用品は、一般廃棄物として一般廃棄物処理業者に引き渡して処分をしてもらわなくてはなりません。

その処理費用も遺品整理費用に入ります。

そのため、不用品として処分する遺品の量が増えるほど遺品整理費用は高額になります。

逆にいうと、遺品の量が多くても、手元に残すものが多く、廃棄するものが少ない場合や買い取ってもらえるものが多ければ、収集運搬費用や処分費用が抑えられるので、遺品整理費用も抑えることが可能です。

こうした理由から、同程度の広さや間取りの一軒家であっても、遺品整理費用の相場に幅が出ることになります。
そのほか、遺品整理後の簡易清掃代も遺品整理費用に上乗せされます。

遺品整理に付随するものとして簡易清掃を行う業者が多いですが、さらに本格的なハウスクリーニングを依頼すると、その分高額になるのが一般的です。

故人様が愛用されていた品や仏具を片付けたい場合、供養を行うのが理想です。

遺品整理業者の中には、供養を代行し、寺院などに持ち込んで供養を行っているケースがあります。

この場合、代行手数料や寺院に支払う供養料も上乗せされるので、遺品整理費用は高くなります。

まとめ

一軒家を遺品整理する場合の費用は、20万円~70万円ほどが相場です。

幅があるのは、遺品の種類や量に差があり、依頼するサービスの内容にも違いがあるためです。

以上、一軒家を遺品整理する場合の費用についてでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

AUTHOR 記事の著者

代表取締役、終活ライフケアプランナー

中山 信吾

ご遺族の気持ちを大切にして、遺品整理士としての専門知識を活かしながら働いております。 終活のお手伝いもぜひお任せください。