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2024年06月10日
遺品整理が大変と言われる理由と対処法
遺品整理というと大変で手間や時間がかかりそうと思われ、なかなか手をつけられずにいる方も少なくありません。
必要がなければ放置することもできますが、空き家になった実家を売却した場合や賃貸したい場合、解体する必要がある場合をはじめ、遺産分割のために行わなくてはならない場合も多いです。
この記事では、遺品整理が大変と言われる理由について紹介していきます。
遺品が大量にあるから
遺品整理が大変と言われる一番の理由は、遺品が大量にあるためです。
一人暮らしをしていたご家族やご親族でも遺品は大量に残されているほか、親が亡くなって空き家になったご実家の場合、親の遺品だけでなく、ご遺族が暮らしてきた時からあった家財などが大量に残されています。
引越しであれば、とりあえず梱包して丸ごと移動させて終わりということもできますが、遺品整理は遺品を選り分ける必要があるので、大変と感じてなかなか手をつけられない方が少なくありません。
使っていないものや古いもの、壊れているものなどは処分したほうがいいと思いながらも、処分したら二度と戻ってこないと考えると、心情的になかなかできない方も多いです。
思い出がある品や故人様が愛用していた品などもたくさんあるので、仕分けが進まず、まったく遺品が減らないなど、遺品整理が思うように進められないのも大変と思われる理由です。
すぐに全撤去しなくてはならないケースがあるから
実家を相続した方が住み替えたい場合や空き家となった実家を売却や賃貸する場合、解体する必要がある場合には、家財をすべて搬出、撤去しなくてはならないので大変です。
空き家を相続して所有し続ける場合、誰も活用しなくても固定資産税や管理費用などがかかります。
無駄な費用を支出しないようにするには、速やかに遺品整理を行うことが必要です。
大量の家財をすべて撤去しなくてはならないので、遺品整理大変と思われる理由になっています。
移動の手間と費用がかかるから
別居している親族や遠方の実家の遺品整理をする場合、もしも自分たちの手で行おうとすれば、何度も通わなくてはなりません。
遺品の量が多いほど一度で済ませることは難しくなります。
遺品整理大変なうえ、分類したゴミの収集日ごとにゴミを出しに出向くことや不用品回収業者などを手配しなくてはなりません。
遺品整理業者に依頼する場合も、見積もりや作業当日、作業完了などの日ごとに立ち会うとなれば、何度も時間と交通費やガソリン代をかけて出向かなくてはならず、遺品整理が大変と思う理由になります。
費用がかかるから
遺品整理を業者に依頼する場合、費用が発生します。
遺品が大量にあるほど仕分け作業や廃棄物の分類や回収、処分費用がかかるので、料金も高くなるのが一般的です。
故人様が現金や預貯金を残してくれていればいいですが、遺族が支払うとなると、急にまとまった出費が生じるので遺品整理が大変と思われる理由になります。
遺族間でもめることがあるから
遺品整理の費用を誰が出すかをはじめ、実家を相続した方が遺品整理を勝手に進めたことで、後から形見分けをしてほしかったなどと不満を言われ、揉めることも少なくありません。
こうした遺族間で揉めることがあるのも、遺品整理が大変な理由の一つです。
まとめ
遺品整理が大変と思われる理由として、遺品が大量にあって仕分けなどが大変なケースをはじめ、空き家の売却や賃貸、解体のために家財の全撤去が求められるケース、移動の手間やコストがかかるケース、遺品整理費用が大変なケース、遺族間で揉めるケースなどがあります。
以上、遺品整理が大変と言われる理由と対処法についてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
代表取締役、終活ライフケアプランナー
中山 信吾
ご遺族の気持ちを大切にして、遺品整理士としての専門知識を活かしながら働いております。 終活のお手伝いもぜひお任せください。