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遺品整理できないケースと対処法

遺品整理

2024年06月08日

遺品整理できないケースと対処法

遺品整理できないケースと対処法

遺品整理ができないと悩んでいる方も、いらっしゃるかもしれません。

この記事では、よくある遺品整理できないケースや稀にある遺品整理できないケースとその対処法について紹介します。

目次

精神的にできないケース

若くしてお子様が急に先立たれた場合や突然の事故や病気、災害や事件などによってご家族が亡くなられたケース、ご家族への思い入れが強いケースなど、精神的に遺品整理ができない方は少なくありません。

亡くなられても、ご遺品もお部屋もそのまま何十年と保管され、亡くなられたご家族を想い続けていらっしゃる方もいらっしゃいます。

こうしたケースでは、無理に遺品整理を行う必要はありません。

遺品整理を、悲しみを乗り越えるためや残された家族のみでの新たな生活の第一歩として行う方もいますが、残しておきたいものをそのままにしておき、心が癒されるまで待つのもありです。

ずっとそのままにして次の世代の方が遺品整理を行うこともあれば、10年以上の時が経ってからや何回忌といった法要のタイミングで行う決心がつく方もいます。

ご遺族が高齢のケース

高齢者のみの世帯で、残された同居のご遺族が高齢であると、自分だけで遺品整理をするのは体力的にも難しいです。

一方、遺品整理業者の存在やサービスを知らなかった場合や依頼の仕方がわからず、そのままになっているケースも多いです。

別居のご家族やご親族などがサポートし必要があれば、その方のライフスタイルを尊重しながら遺品整理を行うようにしましょう。

忙しくて時間が取れないケース

多忙,イメージ

同居でも別居でも忙しくて、なかなか遺品整理できない方も少なくありません。

同居ならすぐにとりかかれそうに思えますが、ご自身で片付けるにも多くの時間や手間がかかります。

遺品整理業者に頼むにしても、遺品整理業者を探して選択し、見積もりを依頼することや立ち会いをして仕分けの判断をするなど、手間も時間もかかります。

そのため、仕事や育児などの日々の生活が優先し、後回しになるケースは少なくありません。

また、別居の場合、実家などが遠方にあるほどなかなか対応できません。

見積もりの依頼や当日の立ち会い、打ち合わせの時間や交通費などの費用がかかるので、忙しいと後回しになります。

後回しでも問題なければいいのですが、別居で空き家にして放置していると、固定資産税や管理コストなどもかさんでしまうので注意が必要です。

ゴミ屋敷など状態に悩んでいるケース

遺品整理をしたいけれど、ゴミ屋敷化していて困っているというケースもあります。

どうしていいかわからなくなり、手がつけられないケースです。

ゴミ屋敷でも遺品整理に対応してくれる業者もありますので、自分たちだけで可決しようとせず相談してみましょう。

災害などに遭い倒壊リスクがあるケース

大規模地震などに遭い、倒壊リスクがあるケースなどの場合、ご家族が災害で亡くなられていても遺品整理は難しいです。

解体撤去を行う前に安全対策を徹底した解体業者などに、思い出の品を取り出せそうか、見つからないか相談してみましょう。

まとめ

遺品整理できないケースとして、精神的に難しいケース、ご遺族が高齢のケースやお忙しいケース、ゴミ屋敷化しているケースなどがあります。

それぞれ対処法もご紹介しましたので、ご遺族のタイミングを見て、必要に応じて遺品整理業者に相談するのがおすすめです。

ご遺族だけで解決するよりスムーズです。

以上、遺品整理できないケースと対処法についてでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

AUTHOR 記事の著者

代表取締役、終活ライフケアプランナー

中山 信吾

ご遺族の気持ちを大切にして、遺品整理士としての専門知識を活かしながら働いております。 終活のお手伝いもぜひお任せください。