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2024年05月26日
辛い遺品整理はどうやって行うべき?
遺品整理は辛いと言われることがあります。
なぜ、辛いと言われることや思われてしまうのでしょうか。
この記事では、遺品整理が辛い理由について紐解いていきます。
遺品整理が辛い理由
遺品整理が辛い理由は、ご遺族によっても異なりますが、大きく分けると4つの理由が考えられます。
4つの理由は異なる角度から生じる理由です。
遺品整理が辛いと感じる理由として、1つだけ感じる方もいれば、2つの方、3つの方、さらにさまざまな理由や事情から辛いと感じる方もいます。
辛い理由や辛さの乗り越え方について見ていきましょう。
精神的に辛い
遺品整理は、亡くなられた大切なご家族の遺品を片付けていく作業です。
形見として残すにしても、遺品を見たり、触れたりするたびに故人様との思い出がよみがえってきます。
楽しかった時のこと、闘病していた時期のこと、介護をしていた時間のことなど、さまざまなシーンが走馬灯のようによみがえります。
もっとこうしてあげれば良かったなど、後悔する方やもっと長生きしてほしかったと悲しくなる方も少なくありません。
途中で涙が止まらなくなり、遺品整理の作業が進まなくなる方も多いです。
精神的に辛い場合には無理に行う必要はありません。
悲しみが落ち着いた段階で行うこともできます。
一方、辛い気持ちを持ちながらも遺品整理を行うことで、気持ちがリセットされ、悲しみや辛さを乗り越えて新たな気持ちで生活をスタートできる方もいます。
遺族の関係性が辛い
遺品整理を行うにあたって、遺族が複数いる場合、誰が行うのか、誰が費用を負担するのかなど、なかなか決まらないことがあります。
費用は故人様が残した預貯金で賄う、遺品整理は業者に任せる場合でも、遺品整理業者に問い合わせをしたり、見積もりを取ったり、打ち合わせをしたり、立ち会いをしたりなど、何かと手間です。
遺族でお互いに押し付け合うなどし、お互いの関係を保つのに精神的に辛いと感じる方も少なくありません。
任されて進めたところ、後からあれがほしかった、なんで捨てたんだなどと責められ、遺族間で揉めることやトラブルが起きるのが辛いと感じる方もいます。
連絡を取り合うのが面倒でも、互いに連携を取り、同意し合いながら進めていきましょう。
作業が辛い
作業が辛いのは、精神的な面だけでなく、物理的、労力面でも辛いと感じる方が多いです。
特に自分たちで行おうとすると大変でしょう。
大量の遺品を仕分けしたり、使えるものを別の場所に移動させたり、不用品を選り分けてゴミとして処分したりと、作業量は多いです。
重たいものも多いので、作業が終わった後、どっと疲れが出ることや体の節々が痛くなり辛いと感じる方も少なくありません。
無理せず、遺品整理業者などプロの手を借りるのがおすすめです。
費用が辛い
遺品整理を業者に依頼する場合、当然ながら費用がかかります。
事前に相場を調べていないと、思った以上に費用がかかると感じ、費用負担が辛いと感じる方も少なくありません。
特に一戸建てなど広くて遺品の量が多いと、費用は高くなります。
生前から費用を確保するなど、計画を立てておくのが費用面の辛さをカバーするコツです。
まとめ
遺品整理が辛い理由として、精神的に辛い、遺族間の揉め事が辛い、作業が辛い、費用が辛いといった理由が挙げられます。
自分たちだけで頑張らず、遺品整理業者の助けを借りるのがおすすめです。
費用については事前に相場を調べ、費用をどう工面するか計画を立てておくと安心です。
以上、辛い遺品整理はどうやって行うべきかについてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
代表取締役、終活ライフケアプランナー
中山 信吾
ご遺族の気持ちを大切にして、遺品整理士としての専門知識を活かしながら働いております。 終活のお手伝いもぜひお任せください。