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2024年05月25日
アルバムの遺品整理はどのように行う?
遺品整理をすると、大量のアルバムが出てくるケースも少なくありません。
大量のアルバムの扱いに困る場合や古くてボロボロになっているアルバムをどうしたものかと迷われる方も多いです。
アルバムはどうすればいいのか、対応を見ていきましょう。
目次
アルバムがたくさんある場合
近年ではデジカメやスマホで撮影する機会が増え、写真もデータで保管されたままでアルバムになっていないケースが増えています。
ですが、デジカメが登場する前の時代は、撮影した写真は現像しないと見ることができなかったので、アルバムとして残されているケースが多いです。
特に写真を撮影するのが好きだった方やカメラの趣味がある方の場合、大量のアルバムが残されているケースがあります。
1冊ずつ確認しよう
アルバムを引き取るスペースがないなど、保管にお困りの方の中には、潔くすべて処分してしまう決断をする方もいます。
ですが、基本的には、まずは1冊ずつ中を確認されるのがおすすめです。
思い出が詰まったアルバムですので、懐かしい写真が出てくることや処分してしまえば二度と見ることができない故人様の若かりし頃の写真、ご家族の写真などが出てくるためです。
大量にあると時間はかかりますが、なるべくチェックして、後悔が残らないアルバム整理をするようにしましょう。
保存していくアルバムや写真を取捨選択
写真を確認しながら、保存するアルバムを取捨選択します。
もちろん、全部残すという選択もあります。
冊数が多すぎる場合や中にはあまり思い入れのない写真も入っているという場合には、残したい写真だけを慎重に取り外して、新しいアルバムに収め直すなどの整理を行いましょう。
古い写真ほどアルバムのシートから剥がれにくくなっている場合やダメージが出やすいので、1枚ずつ丁寧に扱うことが大切です。
デジタル画像で残す方法
残したいけれどスペースがないとあきらめる方をはじめ、この写真はいらないと思ったものも、写真をデジカメやスマホで撮影してデータとして残す方法もあります。
写真を撮影するので、写真そのものに比べると画質も悪く、フィルムカメラの現像写真の良さは損なわれますが、こんな写真があったという思い出を残すことが可能です。
デジタルデータがあるものは処分してかまわない
フィルムカメラで撮影した写真のアルバムではなく、デジカメやスマホで撮影してプリントアウトしたものをアルバムにしたものがある場合に、画像データが残っているのであれば、アルバムごと処分しても問題ありません。
データがあれば、いつでも見返すことができます。
残したい写真
アルバム内の写真を取捨選択して残すかどうか決める場合に、残されるケースが多いのが以下のような写真です。
故人様の写真
亡くなられた方の幼少期や青年期から亡くなられるまでに撮影した写真は、手放すと二度と戻ってきません。
故人様への想いが強い方ほど、形見として保存されるのがおすすめです。
ご自身や兄弟姉妹の成長記録
故人様が撮影してくれたご自身や兄弟姉妹の成長記録も、手放すと戻ってきません。
今は必要ないと思っても、後日見返したくなることもあるので、保存される方が多いです。
家族写真
家族旅行の写真やイベント時の写真など、家族写真も保存される方が多いです。
まとめ
遺品整理で大量のアルバムが出てきて困った時も、まずは1冊ずつ写真をチェックしましょう。
処分すると二度と戻ってこないため、保存する写真やアルバムを取捨選択するか、データとして残すのがおすすめです。
以上、アルバムの遺品整理はどのように行うのかについてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
代表取締役、終活ライフケアプランナー
中山 信吾
ご遺族の気持ちを大切にして、遺品整理士としての専門知識を活かしながら働いております。 終活のお手伝いもぜひお任せください。