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2024年05月25日
遺品整理のコツをご紹介
遺品整理は一人や家族だけですると、時間も手間もかかり大変な作業です。
遺品整理をスムーズに行いたい、遺族間で後からトラブルがないようにしたい、費用を抑えたいなど、遺品整理にご不安や心配をお持ちの方に遺品整理を行うコツをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
方向性を話し合う
遺品整理をする場合、どのタイミングで行うか、ご遺族の間で話し合いましょう。
遺品整理は遺産分割や遺産分割後の財産の処分法などにも影響します。
そのため、誰か一人が勝手に進めてしまうと、後でトラブルの原因にもなります。
しっかりとご遺族の間で相続した遺産をどうするか、遺品整理について話し合いをしておくことが大切です。
声掛けをする
仮にご遺族の一人が空き家となった実家を相続したとしても、一人で遺品整理を進めるのはおすすめできません。
その方にとっては不要なものや片付けたいものも、ほかのご遺族やご親族にとっては形見としてほしいものや使いたいものがあるかもしれません。
そのため、親族をはじめ、故人様の友人やご近隣で仲良くされていた方などに声掛けするのがおすすめです。
「遺品整理をするので、ほしいものがあれば、持って行ってください」といった具合です。
遺産分割は相続人で行いますが、形見分けや遺品をあげたり、譲ったりするのは相続人以外の人にも行えます。
兄弟姉妹が写真がほしいと言ってきたり、ご友人が故人様が身に着けていたものを形見にしたいと言ってきたり、意外な反応があります。
ネクタイやアクセサリー、洋服がほしいと言ってくる方、ちょうどほしいと思っていたので家電製品や家具を安く譲ってほしいなどと言ってくる方も少なくありません。
勝手に遺品整理を進めてしまうと、後から「形見がほしかった」と不満を言われることもあるので、親族や懇意にしていた方には声掛けするのがおすすめです。
ご遺品は、使う予定がないものなどであっても、いざ捨てるとなると気持ちが寂しくなり、なかなか決断できない場合もあります。
ほしいと言ってくれる方の手に渡れば、その方が大切に持ち続けてくれるので、心も穏やかになるのではないでしょうか。
また、大型家具や家電製品などを引き取ってもらうことができれば、遺品整理の手間や費用を抑えることにもつながります。
残したいものを決める
残った遺品について、ご自身が形見にしたいものや使いたいものはないかなどを検討しましょう。
たとえば、高級時計があったとして、買い取ってもらっても、後で同じモデルの中古品や新品を手に入れることは可能です。
ですが、一度手放すと、故人様が長年愛用していたその時計は戻ってきません。
愛用していた遺品の中から、必ず残したいものだけをピックアップしておくと、後がスムーズに進みます。
プロの助けを借りる
遺品が少ないなら自分たちだけでもできますが、遺品の量が多い場合や家具や家電製品など大型のものが多い場合には、遺品整理業者の手を借りるのがコツです。
ご自身で行うと、不用品を分類して燃えないゴミや資源ゴミ、粗大ゴミなどに出さなくてはなりません。
高価品は買取店に持って行くなど手間がかかります。
遺品整理業者に依頼すれば、不用品はまとめて回収してくれ、ワンストップで買取も可能です。
大量の本や食器、衣類もまとめて回収してくれ、買取により費用を抑えられるのもメリットです。
まとめ
遺品整理のコツは独断で進めないことです。
家族や親族、親友などにも声掛けして形見分けなどを行いましょう。
そのうえで、一人で行うのではなく、遺品整理業者の力を借りるのがコツです。
遺品整理のコツについてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
代表取締役、終活ライフケアプランナー
中山 信吾
ご遺族の気持ちを大切にして、遺品整理士としての専門知識を活かしながら働いております。 終活のお手伝いもぜひお任せください。