大量の食器の遺品整理はどうなる?

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遺品整理をすると、食器棚やキッチンの収納庫、押入れなどに入っている大量の食器をどうするか困る方も少なくありません。

大量の食器の遺品整理はどのように行い、どう対応されるのか見ていきましょう。

目次

食器が大量にあるご家庭は多い

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遺品整理をするタイミングにある方をはじめ、将来発生する遺品整理について漠然と考えている方も、食器棚などに入っている大量の食器をどうしようかと悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

家族の人数や家族構成などを問わず、食器が大量にあるご家庭は少なくありません。

現在は高齢者の一人暮らしになっているご実家でも、お子様が小さい頃から使ってきた、その家に暮らし始めてから使ってきた食器が大量に入っているケースがほとんどです。

ずっとシングルであった方でも、料理が好きな方や食器が好きな方は、一通りの食器を揃えるほか、気にいった食器があると購入してコレクションが増えるので、食器棚がいっぱいになります。

処分するタイミングがほとんどない

衣類はお子様の成長に合わせて捨てることもありますが食器は割れない限り、多少欠けていても、そのまま使い続ける場合や捨てずに食器棚に入ったままのケースが多いです。

さらに、大量の食器があっても、普段使用する食器は極わずかで、いつも同じ食器を使い回していることが少なくありません。

頂き物の食器も大量に

最近は傾向が変わっていますが、昭和の時代には結婚式の引出物やお歳暮やお中元、景品などで、食器を贈るケースが多くありました。

そのため、まったく使っていない食器がギフト箱に入ったまま、大量に押入れなどに入っている場合もあります。

ご遺族は見たこともないようなギフト食器が山積みになっているケースがあるご家庭は多いです。

方向性を確認

食器の遺品整理にあたっては、まずは方向性を決めます。

これまで使ってきた食器はもう使わないのか、ご遺族が引き取って使いたいかを確認し、古い食器は処分するか否かを決めます。

まだ新しい食器や買取可能な食器を除き、処分を決めればどんどん回収していきます。

使っていない食器について

ギフトケースに入っている食器や使っていないと思われるきれいな食器などは買取ができる場合があります。

もちろん、ご自身でオークションなどに出品するか、形見分けとしてご親族やお世話になった方などに差し上げてもかまいません。

使っていても買取できるケース

使っていても買取できるケースがあります。

それは、海外の有名ブランドを中心にしたブランド食器で、汚れや欠けなどがなく、きれいな状態であるケースです。

買取できる例としては、ウェッジウッドやロイヤル コペンハーゲン、ミントン、リチャードジノリ、ヘレンドのお皿やティーセットなどが挙げられます。

1枚ものでも買い取れますが、セットものについてはすべて揃っていると、より高額査定が期待できます。

たとえば、5客のティーセットなら、5客分、ティーカップとソーサー、スプーンなどが揃っていることがポイントです。

4客しかない、ティーカップが一つだけ割れて1客揃わない場合には、その分マイナス査定になります。

そのほか、江戸切子などのコレクション品、飾ってある高級食器なども買取できるケースがあります。

まとめ

ご家庭に残されている大量の食器は、まずどうしたいか方向性を決めましょう。

そのうえで、買い取れるものは買取してもらうのがおすすめです。

以上、大量の食器の遺品整理についてでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

【所有資格】遺品整理士、終活ライフケアプランナー
ご遺族の気持ちを大切にして、遺品整理士としての専門知識を活かしながら働いております。終活のお手伝いもぜひお任せください。

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