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遺品整理でなかなか捨てられない人はどう対処したらいい?

遺品整理

2024年05月26日

遺品整理でなかなか捨てられない人はどう対処したらいい?

遺品整理でなかなか捨てられない人はどう対処したらいい?

遺品整理をする際に、どうしても整理がうまくできないという方がいらっしゃいます。

そのまま放置していてもなかなか作業が進みませんし、捨てられないものばかりだと遺品を保管しておく場所にも困ってしまうでしょう。

今回は、遺品整理の際になかなか遺品が捨てられないという方のために、対処法について紹介していきたいと思います。

目次

どうしても遺品が捨てられない人とは?

私たち人間には、物がぱっと捨てられる人と物が捨てられないという人がいます。

捨てられない人は、いつか役に立つかもしれないから残しておくという考えでいるため、家の中も物があふれかえっている人が多いです。

遺品の場合も同様です。

捨てられない状況だと、遺品がいつまでも片付けられないで、自宅に物があふれかえってしまう可能性があります。

遺品の場合は、故人様に対する思いが込められているので、普段いらないものは処分できる人でもなかなか捨てられないことがあります。

それはどうしてなのでしょうか。

遺品が捨てられない理由

遺品が捨てられないのは、やはり亡くなったことにより悲しみに暮れ、手つかずになっている状態が考えられます。

このほかにも、故人様が大切にしていたものを捨ててはいけないのではないかという気持ちになるケースもあるでしょう。

また、中にはまだ使えるものもあるので、いつか使えるのではと捨てられないケースもありますし、故人様への思いがあるので、故人様が大切にしていたものはどんなものでも手元に残しておきたいという方もいらっしゃいます。

このほか、片付けが苦手な方は、自分でどのように整理していいかわからず、手つかずになってしまう方もいらっしゃいますし、仕事などで忙しすぎて遺品整理する時間がなく、結局仕分けがうまくできずに捨てられないという方も非常に多いです。

遺品整理の遺品を捨てられない時どうしたらいい?

遺品,イメージ

ではここで、遺品を捨てられない方に対して、どのように対処していったら良いかについて解説していきましょう。

まず、遺品整理はもちろんすべてを処分しなければならないというわけではないので、本当に必要なもの、大切なものは残しておいてかまいません。

故人様が大切にしていたものを残しておきたい、または捨ててはいけないのではないかと思われる方は、そこまで考える必要がないのです。

故人様に、これは残しておいてほしいと言われているものでなければ、残しておかなければならない理由もないので、気楽な気持ちで整理することが大切です。

実際にもう必要がないのであれば、不要なものとして処分して問題ないので、潔く不要なものと必要なものをしっかりと分けて整理しましょう。

また、よく考えてみてください。

私たちの命は有限です。

もし遺品整理がうまくできずに遺品をいつまでも手元に置いていたら、自分たちがもし亡くなった時に皆さんの子ども、家族に同様の負担がかかってくるのです。

今のうちにできるだけ遺品は残さないように処分するのが良いと思いませんか。

将来の遺品整理のことを考えて、ぜひ早めに処分できるものは処分して整理しておきましょう。

捨てづらいものは遺品供養もアリ

もし遺品の中に故人様の愛用品や人形のようなものがあるのであれば、遺品供養を寺社などにお願いするのもおすすめです。

寺社によっては供養が行われていないところも多いので、事前に問い合わせしてみると良いでしょう。

また、近年は遺品供養を行っているサービス業者もありますので、そういったサービスを利用するのも一つです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

遺品整理においてなかなか捨てられない人は、今回ご紹介した考え方や対処法で乗り越えてください。

遺品をすっきり整理することで、心の整理も同時にすることができるでしょう。

以上、遺品整理でなかなか捨てられない人の対処法についてでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

AUTHOR 記事の著者

代表取締役、終活ライフケアプランナー

中山 信吾

ご遺族の気持ちを大切にして、遺品整理士としての専門知識を活かしながら働いております。 終活のお手伝いもぜひお任せください。