遺品整理士の合格率はどれくらい?

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遺品整理士という資格をご存知でしょうか。

高齢化が社会問題となっている日本では注目の資格であり、遺品整理業者以外に運送業者や清掃業者、リサイクル業者といった業種で働く方々の中でも、遺品整理士の資格取得が推奨されています。

ここでは、遺品整理士資格のとり方や学習方法、合格率などについて詳しく紹介していきますので、資格取得に興味をお持ちの方はぜひ参考にしてください。

目次

遺品整理士の資格の概要

ではまず、遺品整理士の資格の概要を見ていきましょう。

遺品整理士の資格とは

遺品整理士の資格は、「一般財団法人 遺品整理士認定協会」が認定する民間資格です。

一部サイトでは、遺品整理士の資格がないと遺族に代わって遺品整理を行うことができないと書かれていることがありますが、これは間違いです。

遺品整理士の資格は、国家資格のような業務独占資格ではないので、遺品整理士の資格を持っていなくても遺品整理の仕事を行うことはできます。

遺品整理士の資格を通じて得られる知識とは

遺品整理士の資格を取得することで得られる知識やスキルには次のようなものがあります。
a)遺品の適切な取り扱い方
b)遺品を整理する際に必要となる法律
c)不用品の適切な処理方法

遺品整理士の資格を取得するメリット

遺品整理士の資格がなくても遺品整理の仕事はできるのに、なぜ資格を取得する方が多いのでしょうか。
業者の立場からのメリットはお客様のアピールにつながることです。

遺品整理士の資格を持つスタッフがいることでお客様に安心感を与えるので、業績アップにもつながりやすくなります。

また、資格を取得する本人の立場からすると、資格があることで就職や転職で有利になります。

仕事の幅が広がることで給与アップにつながることもあるでしょう。

遺品整理士の資格を取得するまでの流れ

遺品整理士の資格はどのように取得するのでしょうか。

資格取得までの流れを詳しくご紹介します。

申込手続きを行う

遺品整理士の資格を取得することを決めたら、まずは遺品整理士認定協会へ申込手続きを行います。

電話からも手続きが可能ですが、Webからなら24時間いつでも好きな時に申し込みができるので便利です。

申し込むにあたり、年齢や性別などの受験資格はありません。

基本的に誰でも申し込むことができますが、反社会的勢力は入会が認められません。

受講料を支払う

遺品整理士の資格を取得するためには、入会金を支払う必要があります。

入会金は25,000円です。

テキスト一式が郵送されてくる

入会金を支払うと、遺品整理士認定協会からテキスト一式(教本・資料集・DVD・問題集)が郵送されてきます。

2ヶ月以内にレポートを提出する

テキスト一式を活用して遺品整理のノウハウを学びましょう。

すべて自宅で学習することが可能で、スクーリングも不要です。

一通り学習が終わったら、2ヶ月間を目安に問題集の設問に回答し、遺品整理士認定協会へ提出します。

なお、やむを得ない理由により2ヶ月より遅れてしまう場合は協会に連絡を入れれば延長してもらうことも可能です。

合格発表

回答を提出してから合否通知が送られてくるまで2ヶ月ほどかかります。

合格していた場合は、認定手続きや会費として10,000円を支払うことで遺品整理士として認定されます。

遺品整理士は2年間の更新制となっているので、2年が経過する前に更新手続きが必要です。

忘れると失効してしまうので注意しましょう。

遺品整理士の資格の気になる合格率は?

資格勉強,イメージ

遺品整理士の資格の合格点はおよそ70%で、合格率は65%前後となっています。

つまり、受験者の3人に2人が合格する計算で、難易度自体はそれほど高くないと言えるでしょう。

しかし、逆に言えば3人に1人は不合格になってしまうということですから、申し込めば誰でも受かるような試験ではないと言えます。

真面目に学習を進めて一発合格を目指しましょう。

まとめ

遺品整理士の資格を取得することで就職や転職に有利に働きますし、仕事の幅も広がります。

高齢化の進む日本では今後もニーズは高まる一方でしょう。

難易度的にも合格率65%とそんなに難しい資格ではありません。

遺品整理士として働きたいと考えているなら取得しておいて損はないでしょう。

以上、遺品整理士の合格率はどれくらいかについてでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

【所有資格】遺品整理士、終活ライフケアプランナー
ご遺族の気持ちを大切にして、遺品整理士としての専門知識を活かしながら働いております。終活のお手伝いもぜひお任せください。

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