遺品整理を自分でやる前に効率化とコツを知っておこう

荷造り,イメージ

SEVEN HOUSEのご案内

遺品整理をするべきタイミングはいつか必ずやってきます。

遺品を放置しておくと、デメリットが生じてしまうのです。

気持ちにけじめをつけられるようになったら、遺品整理を始めてみましょう。

ここでは、遺品整理を自分でやるうえで知っておきたいポイント、注意点について説明していきます。

目次

自分でやるのは簡単ではない

部屋を大掃除するのは大変ですが、それが遺品整理となるとさらに大変です。

故人様の思い出の品を整理するには、気持ちの整理が必要になってくるからです。

これはどうしようか、あれはどうしようかと考えているうちに、一日が終わってしまうケースは少なくありません。

時間を確保するのも簡単ではありませんし、何を優先的に整理するべきか考えるのも大変です。

自分にとって故人様が大切な存在であればあるほど、簡単には進められないのが遺品整理です。

そうした理由から、自分だけで行おうと決意したものの、数年もそのまま放置しているというケースは少なくありません。

まずは流れを考えてみること

作業を進めながら考えるのは容易なことではありません。

そこで、両者は分けて考える必要があるのです。

理想的なのは、作業を始める前に自分の頭の中で流れを決めておくことです。

これが不十分のまま作業を始めても、作業中にあれこれと考えを巡らせてしまい、なかなか作業が進みません。

効率良く整理をするためには、計画性がポイントになります。

自分の中でけじめをつけて、処分するもの、しないものを明確にしておくことが大切です。

遺品を買取してくれる店舗があるのなら、部屋を見てもらうのも良いでしょう。

そのまま処分するよりも、売れる場合は売ったほうが故人様も喜んでくれるはずです。

遺品はどのように分けるのか

遺品整理,イメージ

不用品の処分よりも遺品整理のほうが難しいと言われています。

不用品の場合は、使用しないものを選別していくだけですが、遺品整理では3つに分けていく必要があります。

そのまま残すもの、買取してもらうもの、不用品として処分するものです。

分別作業は思いのほか大変で、ここで悩んでしまう人は少なくありません。

この作業に何ヶ月もかかり、結局は自力で整理するのをあきらめてしまう人もいます。

こうした場合は、遺品整理士に仕分けてもらうのも手です。

プロのアドバイスを聞くことによって、自分の中でも気持ちの整理をつけやすくなります。

遺品整理を始めるべきタイミングは

明確に決まっているわけではありませんが、遺族の気持ちの整理がついた時が頃合いと考えていいでしょう。

悲しさや寂しさがまだ強い段階で作業を始めてもスムーズに進みません。

そして、気持ちが落ち着いてきたらスケジュールを立てて、たとえば15日に作業をすると決めたら、必ずその日に行うよう調整してください。

タイミングを逃してしまうと、改めて着手するのが困難になります。

遺品を放置してはいけない理由

遺品整理は、早かれ遅かれいずれ必ず行わなくてはいけないものです。

そのままにしておくと、部屋の空気が淀んで、劣化が早まってしまいます。

また、湿気が溜まりやすくなり、カビやダニの発生を促進します。

結果的に建物の老朽化を促し、資産価値の低下を招きかねません。

使わなくなった部屋は、急速に劣化していきます。

害虫を引き寄せる要因にもなるため、できれば早めに遺品整理を行ったほうが良いのです。

害虫が発生するような状況になると、さらに作業を躊躇させる原因となります。

まとめ

遺品整理は計画性を持って始めるようにしてください。

気持ちに迷いがある時点では作業が手につかないので、まずは気持ちの整理をつけてからです。

整理を始める前には、まずは分別作業を行ってください。

何を残して、何を売却・処分するのか決めておくことが大切です。

以上、遺品整理のコツと効率化についてでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

【所有資格】遺品整理士、終活ライフケアプランナー
ご遺族の気持ちを大切にして、遺品整理士としての専門知識を活かしながら働いております。終活のお手伝いもぜひお任せください。

目次