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地域社会に貢献できる遺品整理の仕事

遺品整理

2024年06月09日

地域社会に貢献できる遺品整理の仕事

地域社会に貢献できる遺品整理の仕事

遺品整理の仕事にどんなイメージをお持ちでしょうか。

遺品整理の機会は何度も頻繁に訪れるものではないので、イメージが持ちにくいかもしれません。

遺品整理の仕事は時代や社会のニーズに貢献でき、ご遺族に寄り添える仕事です。

社会的な役割を担い、誇りとやりがいを持って行える仕事です。

その意義についてご紹介します。

目次

ご遺族に寄り添えるお仕事

遺品整理のお仕事の依頼が入るのはご家族が亡くなられた時です。

最愛の配偶者や親を亡くされた方もいれば、お子様に先立たれた場合や幼い頃から一緒に過ごしてきた兄弟姉妹を亡くされるなど、悲しい気持ちをお持ちのまま依頼される方も少なくありません。

中には、あまり交流がなかった親族の遺品整理を依頼される方もいますが、やはり一人の方が亡くなると、いろいろと考えることや思い出すこともあり、お気持ちも複雑です。

長い闘病生活や介護で大変だった方も、突然の事故や急病で亡くなられた方も、ご遺族は後悔をした場合やショックを受けてしまっており、そうした気持ちをしっかりと受け止め、寄り添いながら対応していくことが求められます。

そのため、単なる不用品回収のお仕事や買取の仕事、ハウスクリーニングの仕事とは異なります。

高齢化社会に貢献

日本は高齢化が深刻化しており、それとともに遺品整理のニーズも増えています。

高齢者世帯も多く、高齢者一人では遺品整理をすることは困難です。

また、ご家族がいる場合も、忙しい場合や遠方に住んでいるなど、なかなか時間が取れません。

長寿化するほど家財の量が増え、溜め込まれていき、遺品の量も増えます。

そのため、ご家族だけでは遺品整理や不用品の処分などは難しくなりますので、遺品整理業者のサポートが必要になります。

地域社会に貢献

地域によって高齢化の度合いや核家族化の度合い、高齢者のみ世帯の状態などに差があります。

地方や郊外などでは高齢者のみで暮らし、子ども世帯は離れた場所に住んでいるケースも少なくありません。

遺品整理業者は、遠方にお住まいのお子様やご親族からご依頼を受けて、ご高齢者のみのご家庭に訪問し、相談に乗ることや遺品整理ができます。

また、委任状などを受け取れば、空き家となったご実家をご遺族様の立ち会いなしで、ご遺族に代わって遺品整理することも可能です。

地域社会のお困り事を解決し、ニーズに応えられる仕事です。

物を大切にできるお仕事

遺品整理,イメージ

遺品整理は不用品回収やゴミ屋敷の片付けとは異なり、遺品の仕分けや探索が重要な作業となります。

大切なご遺品を一つひとつ確認して、形見や思い出として残すもの、受け継いで使うもの、買い取れるもの、片付けるものなどに分けることが必要です。

その過程で、見つからない貴重品や重要書類を探し出すことや思い出の詰まった品を探すことも少なくありません。

そのため、一つひとつのものを大切に扱う心が自ずと生まれてきます。

ご遺族様が使わない、必要ないと判断されたものも買取をして使ってくれる次の方にお譲りしたり、不用品も丁寧に分類をして、なるべくリサイクルができるようにしたりなど、物を大切にできるお仕事です。

まとめ

遺品整理の仕事は、高齢化社会に貢献でき、地域社会のニーズに応えられる、社会的な役割も担った仕事です。

悲しみに打ちひしがれている場合や悔しい気持ちのご遺族様やショックを受けているご遺族様に寄り添うことができ、物を大切にする心も身につきます。

誇りを持って行うことができ、やりがいにもつながります。

以上、地域社会に貢献できる遺品整理の仕事についてでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

AUTHOR 記事の著者

代表取締役、終活ライフケアプランナー

中山 信吾

ご遺族の気持ちを大切にして、遺品整理士としての専門知識を活かしながら働いております。 終活のお手伝いもぜひお任せください。