布団の遺品整理はどうればいいのか

実家の遺品整理を行うと、大量の布団に悩まされるケースも少なくありません。

布団の遺品整理はどのように行うべきか見ていきましょう。

大量の布団の遺品整理

一人暮らしの方なら、その時に使っていた布団と冬の布団などが一式程度あるくらいで、布団の遺品整理はあまり手間取ることはないかもしれません。

一方、家族で暮らしていた実家の遺品整理となると大変です。

亡くなられた方がお使いだった夏物、冬物の布団をはじめ、ご遺族が子供時代に使っていた布団や帰省した際に使う布団、さらにお客様が泊まりに来た時用の布団などが押入れの中に大量に残されている場合が多いです。

さらに、布団圧縮袋を使って圧縮されている場合には、見た目以上に布団が残されていることになります。

圧縮袋で保管されているとコンパクトにはなりますが、どんな布団が入っているのかわかりにくくなるため、仕分けに苦労することがあります。

新しいものや機能性のあるものは受け継ぐ

高級羽毛布団をはじめ、高機能なマットレスなどがあり、ご遺族が持っていない場合などは、受け継いで使うのもおすすめです。

車で持ち帰る際や宅配便などで発送する手間や費用はかかりますが、その費用より高価な布団であれば、受け継いで使う価値はあるのではないでしょうか。

ご遺族が知らない間にテレビ通販などを利用して、話題の高級機能マットレスや布団、枕などが購入されているケースは意外にあります。

自分たちがほしいと思っていたものや憧れていたものが遺品にあるならば、もらって使ったほうがお得です。

ほしい人がいれば差し上げる

自分たちはすでに同じものを持っている場合や必要がない場合には、親族などに声掛けをしてほしい人がいないか確認しましょう。

捨ててしまうことや他人の手に渡るより、親しい方が受け継いで使ってくれたほうが気持ちがいいものです。

喜んで使ってくれているかが伝わってくるほうが、故人様とのつながりや思い出が残されるような気がして気分も良くなります。

遺品整理のタイミングで大規模災害などがあった場合には、布団を必要としている方に寄付することも可能です。

買取してもらうには

布団は基本的に人が直接使うものなので、買い取ってもらうのは難しいケースが多いです。

高機能な高級布団で未使用の新品の状態であれば、買取してもらえる場合があります。

発送の手間などを惜しまないなら、フリマサイトなどに出品する方法もあります。

中古であっても、人気ブランドの人気アイテムであれば買い取ってもらえることもありますが、使ったままでは買取してもらえません。

布団クリーニングに出すなど、費用をかけて衛生状態を整えることが必要です。

回収してもらう

使った布団は高級品でも買取が難しいので、親族などの身内が受け継いで使うか、まとめて回収してもらうのが基本となります。

地域の粗大ゴミなどに出す方法、不用品回収業者に回収してもらう方法のほか、遺品整理業者にほかの不用品とまとめて回収してもらうこともできます。

まとめ

ご実家の遺品整理の場合など、布団が大量に残されているケースも少なくありません。

高級布団や高機能マットレスなどは、ご遺族が受け継いで使う場合や親族などでほしい方に差し上げるのがおすすめです。

人気ブランドの未使用品であれば、買い取ってもらえるケースもあります。

用途がない布団は地域の粗大ゴミに出すか、不用品回収業者に回収してもらうか、遺品整理を頼む際にまとめて回収してもらいましょう。

以上、布団の遺品整理はどうればいいのかについてでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。