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2024年06月07日
大量の服の遺品整理でお悩みの方へ
遺品整理をしようと思い立った時、ハードルとして立ちはだかるのが大量の服です。
特におしゃれに気を使っていなかった方でも、服は大量にあります。
大量の服をどう遺品整理するのか、コツや対策を見ていきましょう。
目次
大量にあって悩まされる服
あなたは、どのくらいの服をお持ちですか。
一人暮らしの方でもたくさんあるのが服です。
家族で暮らしているとなれば、驚くほどの服があります。
ご実家の遺品整理の場合、亡くなった親などの服だけでなく、ご遺族が子どもの頃に着ていた服や大人になってから実家に残してきた服なども保管されたままになっており、タンスやクローゼット、チェスト、衣装ケースなどさまざまなところに収納されています。
種類も多いので大量になる
服は、冠婚葬祭などのフォーマルな服をはじめ、スーツや作業着など仕事で使っていた服、日常で着ていた服など、さまざまな種類のものがあります。
中高年の女性の場合、タンス一つ分ほどの着物をお持ちのケースも少なくありません。
また、夏物、冬物、春や秋の薄手のものなど、季節ごとの服があるので、種類も多く量も多くなります。
服というと日中に着ている服をイメージしますが、服にはパジャマやトレーニングウェアなども含まれますし、下着類や靴下などもあります。
ハンカチやタオルなども、タンスやチェストの中に保管されているご家庭も多く、服の一種として、仕分けをするケースも多いです。
服の量は少なめでも、下着が大量にあるケースも少なくありません。
自宅で介護などをしていると、介護向けの服も増えていき、タンスに入り切れず、あふれているケースもあります。
服は古くなった場合や着なくなってもなかなか捨てる機会がなく、どんどん増えていく一方です。
こうした大量の服をスムーズに遺品整理することが必要になっていきます。
形見分けをしよう
亡くなった方が着ていた服なんて需要がないなどと思わず、まずは形見分けをしましょう。
ご遺族や親族をはじめ、故人様と親しくしていた親友や近所の方などにとりあえず声を掛けてみてください。
思わぬニーズがあり、故人様の服を形見としてもらいたいと受け取ってくれて、実際に喜んで着てくれる方も少なくありません。
着られそうなものをピックアップしよう
冠婚葬祭のスーツをはじめ、暖かなセーターなど、あると重宝するものも少なくありません。
形見としながら受け継いで着るのもおすすめです。
また、まったく着ていない新品の下着などが保管されていることもあるので、サイズなどが合えばもったいないので使ってみてはいかがでしょうか。
ブランド品や高価品は買い取ってもらおう
海外高級ブランドの服や高価品などは買い取ってもらえる場合もあります。
状態にもよりますが、査定を受けてみましょう。
着古したものは回収してもらおう
着古した服、ボロボロになった服、身に着けた下着類などは不用品として回収してもらいましょう。
まとめて回収してもらえるのでスムーズです。
まだ着られるけれど値段が付かない服はリサイクルや寄付という手も
まだ着られるけれど値段が付かない普段着やほとんど着ていない服などは、リサイクルショップで安く買い取ってもらうことや発展途上国や戦地、被災地などへの寄付として貢献することも可能です。
現在はさまざまな企業やサイトで服を預かって寄付を行っていますので、探してみましょう。
まとめ
大量の服を遺品整理するうえでは、まずは形見分けを行い、ご遺族などが着られるものがあれば活用しましょう。
ブランド服など高価品は買い取ってもらい、着られても値段が付かないものはリサイクルや寄付、不用なものはまとめて回収してもらいましょう。
以上、大量の服の遺品整理についてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
代表取締役、終活ライフケアプランナー
中山 信吾
ご遺族の気持ちを大切にして、遺品整理士としての専門知識を活かしながら働いております。 終活のお手伝いもぜひお任せください。