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遺品整理の際の遺品供養について

遺品整理

2024年05月27日

遺品整理の際の遺品供養について

遺品整理の際の遺品供養について

遺品整理をしている際に、残しておく必要はないけれどなんとなく捨てづらいものが出てくることがあります。

このような時に利用するとおすすめなのが、遺品供養です。

今回は、遺品整理の際に行う遺品供養について紹介していきます。

目次

遺品整理における遺品供養とは?

遺品供養は、故人様が愛用していた品や思い出の品などを神社やお寺で祝詞やお経を唱えてもらうことで遺品に宿る魂を抜き処分するというものです。

日本ならではの風習の一つです。

遺品供養の種類としては、自宅まで個別で訪問して供養してもらえる現場供養と、ほかの遺品と合同で実施される合同供養に分かれています。

遺品供養の中でも代表的な遺品は、故人様が愛用していた服やメガネなどの着用品、寝具、人形やぬいぐるみのほか、日記や写真、手紙などのような思い出の品が対象です。

この中でも、特に人形は古くから魂が宿るなどと言い伝えられていることもあり、あまり気になさらない方なら良いのですが、故人様が所有している人形・ぬいぐるみについてはできるだけ供養することをおすすめします。

また、基本的にお焚き上げという形で火を使って燃やして供養が行われるため、燃えないもの、ガラス製品や陶器、電化製品などは引き受けてもらえないのが一般的です。

遺品供養の依頼方法について

お寺,イメージ

遺品供養を行っているのは、先ほどもご紹介したようにお寺や神社です。

一番安心なのは、菩提寺に四十九日法要のタイミングで持ち込むことやお墓参りの際に持ち込み供養してもらう方法です。

大きめのお寺ならば、定期的にお焚き上げが行われてるケースがありますので、そちらでお焚き上げしてもらうのも良いでしょう。

また、菩提寺が遠方の場合は、近くにあるお寺や神社などでお焚き上げを依頼することもできますし、中には配送でお焚き上げを実施している寺社もあります。

郵送で送ることでお願いできますので、普段忙しい方などは利用してみると良いでしょう。

供養を行っているのは、お寺や神社だけではありません。

遺品供養を行っている専門業者もたくさんあります。

遺品整理業者や遺品供養を専門的に扱っている業者などは、近年全国に豊富にあり、インターネットなどを介して調べることができますので、気になる方は依頼してみると良いでしょう。

遺品整理業者や遺品供養の専門業者へ遺品を郵送することで、提携しているお寺などに持ち込んで代理で供養してくれるので安心です。

また、業者のほかにも葬儀場で受けてくれるケースもありますので、お近くの葬儀場に相談するのもおすすめです。

遺品供養は絶対にするべきものなの?

遺品供養を絶対にしなければならないものかというと、そんなことはありません。

必要がなければ、供養を行う必要はありませんので安心してください。

ただし、地域や宗教などによっては供養をしたほうが良いケースもあります。

そもそも、仏教においては昔から物には魂が宿ると考えられており、魂が宿ったものをそのまま処分することは魂を粗末に扱うのと同様だという考えがあります。

このことから、遺品を処分する時に、故人様の魂を供養するために遺品供養を行うと良いという考え方があるのです。

そのため、供養を行うべきかどうかは、できれば自分たちより年上の親族などに一度相談してみると良いかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

遺品供養について紹介してきました。

遺品供養は郵送で依頼できるサービスもありますので、故人様の魂をしっかり供養するためにもおすすめです。

ぜひお忙しい方などは、業者に頼ってみるのも良いでしょう。

以上、遺品整理の際の遺品供養についてでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

AUTHOR 記事の著者

代表取締役、終活ライフケアプランナー

中山 信吾

ご遺族の気持ちを大切にして、遺品整理士としての専門知識を活かしながら働いております。 終活のお手伝いもぜひお任せください。